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凡そ二千年程前、突如現れた巨大彗星が、惑星アウラへ接近した。
この衝突を予言した天才魔道士アイリーンは、聖騎士団と呼ばれる組織を結成。彼らの勇敢なる行動により、人類はアイリーンが予知した全滅を免れ、最低限の被害で済んだと言われていた。
彗星の影響を受けて突然変異した生物、通称「魔物」が世界中で発生し、人々を襲うような物騒な世の中。その地は決して赤に穢されない青に囲まれ、人々は笑い、音楽を奏で、美味しい物を胃に入れる。
他の国のように飢餓に怯えることも、魔物の脅威に怯えることもない。余裕のある生活があるからこそ、彼らは外からやってきた人にも隔てなく優しくできる。そんな、理想のような国。
その平穏な国の地下で、全てを壊そうと口元を歪ませた男の陰謀が蠢いていた。しかし平和というぬるま湯に浸り続けた民たちは誰一人、終わりゆく世界に気付けなかったのである。
平和と引き換えに世界が失ったものとは。
何かが欠如した世界で、少年たちは足りない物を探しに行く。
(→Attention)
2016.03.08--連載中
【幼少期編】
先に根を上げた方が負けの友達作りが今始まった。そして、二人の攻防はやがて歴史に残るものとなる。
キミと歩く物語―友達の作り方―
【序章】
冒険の始まりは、一通の手紙だった――。
自称:王女ファンクラブ会員の大盗賊を巻き込んでのお忍び冒険が今、始まる。
キミと歩く物語―王女様の大冒険―
【前篇】
天才コンビ、まさかの解散!?
「一人前」をかけたウィリアムの初単独任務。その裏で渦巻いていたのは、恐ろしい陰謀だった。
キミと歩く物語―運命の歯車―